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北京編 劉宅食府

劉宅食府 店内 ちょっとマニアックなガイドブックで見つけた劉宅食府。満州料理をベースとした老北京私房菜(北京っ子の家庭料理という意味だそう)の店で、ローカルな雰囲気に惹かれます。
情報は少なかったのですが北京在住の日本人も集まりに利用しているようなので、まあ大丈夫だろうと行ってみました。

■ ここがポイント!

  • 劉宅食府は中国美術館近くの胡同の中、四合院住宅を改装して作られています。中庭に藤棚を設け、その下がテーブル席になっています。そこがいい雰囲気を出しています。
  • ローカルな店で店員は片言の英語も通じませんでした。店員も慣れていてスマホで翻訳して伝えようとするのですが、機械翻訳がいまいちでコミュニケーションがちぐはぐ。それはそれで楽しかったのですが、筆談の方が良かったかも。
  • 味は絶品とはいいませんが濃くも脂っこくもなく、美味しかったです。醤油炒飯なんて見た目が茶色で注文をためらいましたが味はこってりではなく、醤油味が効いて結構おいしかったです。
  • ホテルで予約してもらいました。予約すると四合院の中庭周囲の建物の部屋を用意してくれていたのですが、雰囲気を楽しみたかったので中庭に移動してもらいました。

■ 料理

ネットなどで調べるとこの店は牛のセンマイの料理「爆肚」や緑豆の絞りカスを発酵させたものの炒めものとか、結構キワモノ的な料理ばかり紹介されているのですが北京ダックもあれば普通の料理もあります。
注文したのは、劉宅精品烤鴨(北京ダック)、老厨白菜、葱爆羊肉、醤油炒飯の4品とビールとミネラルウォーターがそれぞれ3本。締めて344元でした。ちょっと時間が遅かったので少な目です。
本当は劉宅茄子巻という茄子の肉巻きが美味しいらしく食べたかったのですが、かかつているタレがしつこそうなのと量が多かったのでやめました。他のものを食べた感じでだとそんなに濃くないのではと思いました。ちょっと北京料理を警戒しすぎたかも。

劉宅食府 劉宅精品烤鴨 劉宅食府 老厨白菜 劉宅食府 紅油菜肉炒手 劉宅食府 糯米焼麦

■ 感想

庶民的で、味も洗練されているという感じではないかもしれませんが、個人的には大三元酒家(15年前ですが)よりも美味しかったように思います。店員も気取ってなくフランクで、ローカルな雰囲気の中、リラックスして楽しく食べられました。これが一番ですね。
結構気に入りました。総合的に大満足です。今回の北京旅行の思い出の核となっています。もう少しいろんなものを食べたかったですね。北京に行く機会があれば、また行きたいと思います。

公式HP 劉宅食府
住所 北京芳草地店:北京市東城区美術館東街 蒋家大院8号 >>地図
交通 地下鉄5号線、6号線東四駅より徒歩約10分
訪問日 2017年8月19日
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更新日:2018-2-3
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