北京編 前門大街
2002年に行った北京と、2017年の北京で大きく変ったところのひとつに前門大街が挙げられます。
前門大街は、北京オリンピックの前に大規模に再開発され、まったくの別物になっていました。清朝末期頃の街並みを再現していることになっているそうですが本当かな・・・?
■ ここがポイント!
- デカい!というのが第一印象。映画のオープンセットのような風景が果てしなく続いている感じです。本当に端が見えず、どこまで続いているのかわかりませんでした。
- 南鑼鼓巷や煙袋斜街が昔の街並みを活かしたものに対して、前門大街は新たに造り直したもの。でもテーマパークだと割り切れば、これはこれでいいのかなと思いました。南鑼鼓巷にせよ煙袋斜街にせよ、建物は古くても、それがお店に改装されたものばかりで、昔のまんまというわけではないですし。
- 通りの中央には路面電車が復元され、営業運転をしています(片道20元)。片道は散策して、路面電車で帰ってくるのもいいかもしれません。
- ところどころに行商人など昔の市井の人々をモチーフとした銅像が置かれていて雰囲気を盛り上げてくれます。
- ユニクロやH&M、ZARAなど国外店舗もあります。いずれの店も外観は街の雰囲気に調和するように造られています。入口(前門側)にあるスターバックスはちょっと見ものです。
- 北京ダックの全聚徳や焼売の都一処などの有名店もあります。夕食のついでに買い物というパターンもありですね。
- 前門大街だけにあるわけではないのですが、メイソー(MINISO:名創優品)もいうユニクロのロゴを模倣してダイソーのコンセプトを模倣したような10元ショップがあります。コンセプトはともかく、店としては面白いです。ちなみに実態はわかりませんが、日本の会社で日本人がデザインしたことになっています。世界展開しているようです。
- 蝋人形で有名なマダム・タッソーもありました。
■ 感想
所詮は作り物なので、天安門広場に行く前に入口を覗くだけのつもりだったのが、ついつい引き込まれ、昼食の予定を変更しなければならなくなってしまいました。規模のデカさがいかにも北京っぽいです。
ポイントにも書きましたが、いろんな店がたくさんあります。ここでユニクロには行かないでしょうが、どうでもいい店は通り過ぎないと時間が足りません。
さて、結果としては行って良かったと思います。娘たちも楽しんでました。土産物屋は入口付近の数件に寄れば十分でしょう。品数も充実しています。小さなお餅や胡麻団子の量り売りをしていて、いくつかの種類、味から選ぶことができます。結構美味しかったですよ。
でも、昔の前門大街もローカルな商店街の感じが良かったんですけどね。
北京観光局HP | 前門大街 |
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住所 | 北京市東城区前門大街16号 >>地図 |
交通 | 地下鉄2号線什刹海駅から徒歩数分 |
訪問日 | 2017年8月21日 |
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更新日:2018-9-4
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