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北京編 天壇公園

天壇公園 天壇公園は皇帝が祭祀を行った祭壇や、歴代皇帝の位牌が安置された建物を中心に整備された公園です。円筒形の建物に青色の屋根瓦が特徴的です。
観光では主要な建物しか周らないと思いますが、すごく壮大な公園というか史跡で、中国らしさを感じさせてくれます。
創建は明代で世界文化遺産に登録されています。

■ ここがポイント!

  • 入口は全部で4か所。南門から圜丘、皇穹宇、祈念殿と一直線に北上して、長廊を通って東門から出るのが効率的でおすすめです。
  • 平地にあるようですが意外に小高く、周囲に高い建物がないこともあって祈年殿からは北京市内が見渡せます。歴史的な空間の向こうに近代的なビル群があって印象的でした。
  • 園内は高低差は少ないものの結構歩きます。また、日陰が少ないので日差しの強いシーズンは日傘を持っていくことをおすすめします。
  • 平日にも関わらず中国人観光客でいっぱいで、列を成して建物を見学しました。土日は避けた方がいいのかもしれません。

■ 感想

皇穹宇から祈年殿に続く石畳の通路、いや通路ではなく、地面から5メートルくらいの高さにある渡り廊下「丹陸橋」は延々と続き、中国のスケールの大きさを感じさせます。両サイドに植えられた木々は遠くまで広がり森のようになっています。
祈年殿のある広場から東側に壁ひとつ隔てると、今までのスケール感のある大胆な石造りの構造物から打って変わって、繊細な木造の長廊が続きます。欄干に腰掛けた老人が弾く胡弓の音色が雰囲気を盛り上げてくれます。(趣味とかボランティアで弾いているわけではないのですけどね。)
個人的には今回の北京旅行の中で一番印象深く、必見のスポットだと思いました。

公式HP 天壇公園
住所 北京市崇文区天壇路 >>地図
開園時間 6:00~21:00(季節による) >>詳しくは公式HPで
交通 南門まで天安門からタクシーで20分くらい
東門には地下鉄5号線天壇東門駅すぐ
訪問日 2002年5月30日、2017年8月19日
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更新日:2013-2-17
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