キッズケータイ HW-02C
「中高生に携帯電話なんか不要!小学生が塾に行くからって持たせたところで意味があるのか?」とこれまで思っていたのですが、ひょんなことからキッズケータイを購入しました。
きっかけは娘(小学2年)の友人が持ってきたソフトバンクの「みまもりケータイ」。そんなものがあるのかと思っていた2週間くらい後に、NTTドコモからも同じような子供用の新しい携帯電話が発売されるということがわかりました。
このキッズケータイ、使ってみるとなかなかいい線をついている商品なのです。
■ ここがポイント!
- 通話に特化していてi-mode、iモードメールは使えません。ショートメッセージは送受信できます。
- あらかじめ登録した10か所にしかかけられない。(110番、119番は数に含まない)
- 登録している番号以外から着信をしない設定にできる。
- 防犯ブザーがついていて、引っ張ると警報が鳴るとともに緊急連絡先に自動で発信される。
- GPSで居場所を確認できる。(別途契約)
- ショートメッセージサービスには定型文が用意されていて簡単に送信可能。
逆に自分で文章は作れない。 - キッズ割で3年間は基本使用料が380円。しかもそのうち最初の6か月は無料。
もちろん家族割は適用されるので、380円で家族内の通話は無料。
ただし、ショートメッセージサービスは無料通話に入らないので1回あたり約3円必要。
上記のように機能は最小限。要は最大10件とだけ通話ができる通話専用の携帯電話です。
■ 価格
近くのイオンに調査いくと先行予約で「バリュー一括新規価格 0円」との表示。
「バリュー一括って?」と尋ねると、
「申込時にバリューコースに入っていただきます。」との回答。
「それって普通ですよね?」
「そうですね」
と釈然としないやり取りでしたが、一旦、家に帰って家族会議の後、購入決定。近所の歩いて行けるドコモショップに行きました。
ところがそのドコモショップでは予約の準備が全然できていません。値段を確認すると初めて問い合わせを受けたらしく、奥に行って確認の上「まだ決まっていませんが1万円は超えないと思います。」との回答。
ショップによってこんなに対応が違うんですね。知りませんでした。
ということで、結局イオンで機種代0円、事務手数料3,000円で購入しました。
■ 感想
基本使用料以外にユニバーサルサービス料がかかりますので、わずか(7円)ですが最初の6ヶ月も無料ではありません。
機能的には、我が家は友達同士で電話をさせる気はありませんのでこれで十分です。
おでかけや買い物で別行動をするとき、図書館で友達と会って遅くなるとき、また家で内線代わりに活躍しています。
問題点として、アンテナ弱いというか受信が安定せず、他の携帯がアンテナ3本立っているのに突然圏外になることがありました。バージョンアップごとに少しずつましになってたような気がしてたのですが、ついに正式に対応アップデートが行われました(2012年5月17日)。
きちんと対応されていればいいのですが・・・。いざというときに圏外では意味がないので。
ユーザーの青田買い、囲い込みを目的とした商品でしょうが、なかなか子供の身の丈に合った良いものだと思います。