イタリア編:シエナ Hotel Minerva(ホテル ミネルバ)
Hotel Minerva(ホテル ミネルバ)は駅からの道を、シエナ旧市街の城壁内に入ってすぐのところにあります。駅とカンポ広場のちょうど真ん中あたりです。
広くて清潔でリーズナブル。3拍子揃ったおすすめのホテルです。
■ ここがポイント!
- シエナ駅からHotel Minervaまでは1kmぐらい。駅を出ると左にまっすぐ登っていく坂道が見えます。その坂道を登っていくとやがて道がカーブして城壁が見えてきます。そこを超えるとHotel Minervaです。
- メインの観光地カンポ広場やバスターミナルのグラムシ広場までは徒歩10~15分くらいで、まだ少し上り坂が続きます。
- 部屋は広く、タイル張りの床と白壁で清潔感があります。窓からは谷の向こうの傾斜地に段々と並ぶシエナの旧市街が見えて飽きません。
- バスルームは6畳くらいの広さで、その一角に洗面台とトイレがあります。その対角線上の角に1m四方くらいのシャワーブースがあって、その間には空間が広がっています。こんなに広いんだからバスタブを置いて欲しいと思いますが、文化の違いなので仕方がないところでしょう。
- 朝食はイタリア式でおかずがたくさんあるわけではないですが、かと言って悪くはありません。 コーヒーは作り置きではなく、入口で好みのコーヒーを頼むと持ってきてくれます(イタリアではこれが普通)。淹れたてのカプチーノはさすがにいい香りがして美味しいです。
■ 感想
日本の大手旅行代理店はシエナのホテルの扱いが少なく、ホテル選びには苦労しました。ネットで見つけたこのHotel Minervaはリーズナブルな価格設定で写真を見る限りきれい。でも当時は口コミが見つからず評価がわかりませんでした。最終的には海外サイトの書き込みの評価が良かったのでここに決定。結果としては大正解でした。
シエナを拠点にサン・ジミニャーノに行ったりでこのホテルに2連泊したのですが、広くて清潔な落ち着ける空間が心地良かったです。中心街まで少し歩く距離がありますが、それを厭わない人にはおすすめです。 石畳の旧市街をぶらぶら歩いていくのも悪くなかったです。
今回のイタリア旅行の中では、シエナが、そしてこのHotel Minervaが一番落ち着きました。シエナはコンパクトで雰囲気もあっていい街です。都会と違ってあくせくした感じが無くていいですね。シエスタの時間はお店が開いてませんけど。
余談ですが、フロントの若い女性はあまり英語が話せず、無愛想で事務的にチェックインの手続きをしていました。ところが私がクレジットカードの署名を漢字で書くと表情が一変。うゎーっすごいといった笑顔になりました。ちょっとした羨望のまなざしです。当時イタリアではマクドナルドの広告に日本語がデザインされていたり、電車で隣りに座っていた学生が読んでいた小説の表紙には「畏れ慄いて」と書かれていたりと日本語(漢字)がcoolだったのでしょう。漢字を書く人を初めて見たのかもしれません。
ちなみに「畏れ慄いて」はフランスで50万部売れたベストセラーだそうですが、日本のことがあまり好意的に書かれた小説ではないようです。
公式HP | Hotel Minerva(ホテル ミネルバ) (英語) |
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住所 | Via Giuseppe Garibaldi, 72 53100 Siena >>地図 |
交通 | シエナ駅から徒歩15分 |
滞在日 | 2004年10月20~22日 |
関連ページ: | カンポ広場 |
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シエナ大聖堂(ドゥオモ) | |
La Costa Ristorante Pizzeria(レストラン) |