妻籠
また行きたい度:★★★★☆
妻籠は旧中山道42番目の宿場町。伊那街道とも交差する交通の要衝でした。木曽路十一宿で現存する宿場町の中で最も宿場の雰囲気が残っているといわれています。
家族連れだったのでさらっと見て歩きましたが、本当はしばらくボーっとしていたかったです。
■ ここがポイント!
- 明治以降、国道や鉄道の開通など交通の変化により妻籠は宿場町としては衰退していくのですが、それがために建物は更新されず、江戸時代の建物が多く残ることになりました。昭和40年代に保存事業により修理・復元が行われ、昭和51年には妻籠は国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地の一つとなりました。
- 街道沿いは古い旅籠の構造が分かるよう公開されている建物もあれば、お店になっている建物もあります。お店は冬場はお休みのところもあるようです。目当てにされている方はご注文を!
■ 感想
馬籠に比べると華やかさはありませんが、妻籠の方が宿場町の雰囲気を色濃く残しているように感じました。谷間にポツンとある集落で山が近く、街道の背景に木曽の山並みがそびえる風景は風情があります。しっとりとしていい意味で枯れた感じでなごみます。妻籠と馬籠を比較した私の評価は、見るなら妻籠、楽しむなら馬籠です。
訪れたのは3月12日。日曜日でしたが観光シーズンにはまだ早いのか、そもそも来る人が少ないのかわかりませんが、観光客は少なく、お店も閉まっているところが多かったです。私にとってはむしろ人が少ない方が好ましいのですが、集落の存続のための観光資源としての街並み保存でもあるので少し心配にもなります。手前にある馬籠で人の流れが止まるんでしょうね。
公式HP | 妻籠観光協会 |
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住所 | 長野県木曽郡南木曽町吾妻妻籠 >>地図 |
駐車場 | 有:500円 |
訪問日 | 2017年3月12日 |
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更新日:2017-3-25
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