北京編 李先生
李先生は牛肉麺をメインとしたチェーン店で、創業者の李さんがロサンゼルスで牛肉麺の店で成功し、それを中国に持ってきたもの。それもあってかファストフード店のような雰囲気です。
■ ここがポイント!
- 牛肉麺というと中国のローカルフードのように感じますが実はアメリカからの逆輸入で、もともと中国ではあまり牛肉は食べないそう。そういえばチンジャオロースも本来豚肉なんですね。
- 入ったのは鼓楼前にたまたまあった支店。昼食の店を探していて入りました。近くには他にも飲食店がいくつかあったのですが本格的な店が多く、気軽に入れる李先生にしました。
- メニューは牛肉麺だけでなく麺類以外にもいろいろとあります。セットメニューも充実していました。
- 注文はテーブルまで取りに来てくれます。メニューは写真入りですので注文には困りません。何を頼むかでは結構悩みましたが。。
■ 料理
注文したのは李先生牛肉麺、李先生牛肉湯と揚げパンのセット、日本式(だったと思います)牛丼と菠菜蛋花湯(ほうれん草と卵のスープ)のセットの3品。八角の香りが強いと聞いていたので4人なのに3品とちょっと弱気。足りなければどこかで小吃を立ち食いしようと思いました。
危惧していた香辛料の匂いはそんなに感じませんでした。牛肉麺は確かに少し匂いがしましたが外国なので、、、、という程度だと感じました。好みの差はもちろんあるのでダメな人は全然ダメかもしれませんが、そんなに恐れるほどではありませんでした。もっときついものはいくらでもあります。そういう意味ではスープはあっさりとしていて割と違和感はありませんでした。
こういうローカルな店に4人で行くと好みの違いが出て、「えっ!それ好きなん⁉」と家族でもお互い意外に思うことがあったりします。注文したもののどれかを誰かが好きで、それが注文した当人と一致しなかったりするのが面白いです。日本では喰わず嫌いで食べるものが少ない長女が、海外では割と平気にいろんなものを食べるんですよね。不思議です。。
■ 感想
旅行前に麺料理の店を探していたときに存在は知っていたのですが、香辛料の匂いが日本人向けではないとのクチコミがあったので候補から外していました。人それぞれだと思いますが、実際食べるとそんなにきつくは感じませんでした。現地の味ということで、それは旅行としては許容だと思いました。家族4人でいろんなものをシェアしながら食べましたがお腹いっぱいで少し残したものの、まったく駄目なものはありませんでした。
まあ、可もなく不可もなくというか悪くはないです。わざわざこの店を目指す必要はないでしょうが、気軽に入れるので軽く昼食をというにはありと思いました。
公式HP | 李先生 |
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住所 | 鼓楼餐庁:北京市西城区地安門外大街9号 >>地図 |
交通 | 地下鉄8号線什刹海駅からすぐ、鼓楼前。 |
訪問日 | 2017年8月20日 |