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トラブル編 スリ対策

これは旅行中に偶然思いついたスリ対策ですが結構有効だと思っています。

スリに対してはいろんな用心の方法がありますが、この対策はナイフでカバンを切って中の貴重品を盗もうとするスリへの対策にも有効です。

思いついたきっかけは旅行中に新しいリュックを買ったから。
まだこれからいっぱい歩くのに手荷物が増えてしまうのは嫌だなあと思案した結果、新しいリュックを背負ってその中に古いリュックを入れれば、両手は空いたままだし、かさ張らないねということになりました。

それで街を歩いていたのですが、今度は支払いをするときに内側のカバンから財布を出さないといけないので面倒くさいんです。
ということは、盗る方も盗りにくいわけです。名付けて「マトリョーシカ方式」。

ナイフでカバンを切るスリ対策にも有効で、外側のカバンは切られても、中のカバンは生地がたわんでいるので簡単には切れません。
スリは中にもカバンがあることを知らないので外側のカバンを切っただけで盗もうとするでしょう。でも手を入れても財布のようなものはなく、つかめるのは中のカバンだけ。切り口よりも中のカバンの方がデカいので抜こうとしても抜けませんし、スリは時間勝負でしょうから財布を探り当てられない時点で次の獲物に向かうのではないでしょうか。考えが甘いかもしれませんが。。

マトリョーシカ方式の利点はもう一つ。最悪外側のカバンが切られたとしても、内側のカバンが無事であれば内側のカバンを背負って街を歩き続けることができることです。

でも、一番重要なのはスリに狙われない緊張感。
観光地で見ていると、緊張感のない日本人や中国人がたくさんいます。私から見ても狙いやすそうに思えます。
また、地下鉄やエレベーターの中でリュックを背負ったままでいることなど論外です。
旅行でケチがついて嫌な思い出が残るのは面白くありません。用心が肝心です。