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北京編 両替事情

日本円から人民元に両替する方法はいくつかありますが、何がお得で便利なのか?
私のお勧めは利便性から銀行の国際キャッシュカードなのですが、同じ日のレートで実際の両替額の違いを試算してみました。

■ ここがポイント!

  • 両替は中国に着いてから。まずはそれが大前提です。日本国内よりいいレートで両替できます。
  • 中国での両替手段には、銀行、両替店、ホテルのフロント、ホテルの両替機、国際キャッシュカードで銀行口座から引出し、クレジットカードでキャッシング(借入れ)などがあります。
  • 手数料に注意!。上記のうち、両替店、ホテルの両替機は追加で手数料が30~60元ほど必要です。空港で両替の表示があるカウンターが銀行か両替店なのかは要注意です。また、銀行でも手数料が必要なところもあります。北京空港第3ターミナルの入国エリアを出て右側の中国農業銀行は手数料不要でした。窓口に並ぶのであれば両替店より銀行です。
  • 再両替を考慮するのか?。帰国時に人民元から日本円に再両替するには、人民元に両替した際の両替証明書が必要です。この証明書は窓口で両替しないともらえません。ということは、余裕をもって両替したい人は銀行一択です。中国銀行がレートがいいという噂ですが「地球の歩き方」に書かれている第3ターミナル4階の中国銀行には入国エリアからは行けません(多分)。
  • 宿泊するホテルのフロントで両替をしているのであればそれもありです。レートは銀行と変わらないそうです。ただし両替できるのは宿泊者のみです。私が泊まったホテルは、昔はフロントで両替できて両替証明書ももらえたのですが、いまは両替機のみになっていました。
  • ホテルの両替機のメリットは利便性のみです。すいていて、いつでも使えて、日本円を入れれば人民元が出てきます。ただし、手数料が必要(私のホテルでは30元)です。端数(1の位)は切り上げて10元単位で両替され、その分はサービスでした。レートはよくありません。
  • 銀行の両替は、レートは良いのですが手続きに時間がかかります。また、パスポートの提示が必要です。市内の銀行の窓口では1時間ぐらい待たないといけないこともあるようです。銀行で両替をするなら空港がいいと思います。
  • クレジットカードでのキャッシング(借入)も実は悪くない選択肢です。決済日まで年利18%の利息と手数料がかかりますが、レートがいいのでトータルではお得だったりします。決済日の都合で利息が2ヶ月近くかかる場合があります。三井住友VISAカードのHPで、利用日から決済日までの利息のシミュレーションができます(このシミュレーションには手数料が含まれていません)。手数料は都度かかるのでキャッシングするなら一気にした方がお得といえます。
  • 最後に銀行の国際キャッシュカード。まずはお手持ちのキャッシュカードを裏向けてください。VISAやPLUS、Cirrusのマークがあれば国際キャッシュカードです。海外の対応ATMで銀行口座から現地通貨で直接引出しができます。利用前に出金限度額の設定など利用条件を確認してください。私が使っている新生銀行では、初期設定の出金限度額は0円で、設定を変更しないと使えません。逆に帰国後、利用限度額を0円に戻せば、仮に現地でスキミングにあっていたとしても引き出されることはありません。ATMは様々な銀行のものが地下鉄の駅に置かれているので、対応のマークがあることを確認して利用します。日本語表示もできました。新生銀行の場合、手数料としてVISAの交換レートに4%上乗せされます。手数料はパーセンテージなのでこまめに引出しても損はしません。

■ 比較

では実際にどうなのか、2,000元を調達するのに必要な日本円を表にしました。両替の仕方によっては2,000元ジャストに両替するのは無理なので、この表は比較のための比例換算です。レートは少数第4位で四捨五入しています。

利用会社 レート 手数料/利息 必要日本円
銀行 中国農業銀行(空港内) 16.950円 0円 33,900円
両替店 不明(手数料必要)
ホテルフロント 不明(銀行同様らしい)
ホテル両替機 ノボテルシンチャオ 17.478円 30元 35,480円
国際キャッシュカード 新生銀行(地下鉄駅の提携ATM) 17.082円 レートに含む 34,164円
クレジットカード 三井住友VISAカード 16.425円 1,058円 33,908円

利用日は2017年8月19日、20日。土日なので両日ともレートは変わらないと思います。VISAカード以外は実績値をもとに算出しています。VISAカードはVISA(アメリカ)のHPに発表されているレート(新生銀行のレートから4%分を引いたものとも合致します)に三井住友VISAカードHPのシミュレーションによる利息(15日締めの翌10日払い)と手数料を加えたものです。

ホテルの両替機は別として、この条件下では銀行とクレジットカードがほぼ同じ、次いで国際キャッシュカードとなりました。ただ、これを2回に分けて両替したとするとクレジットカードは手数料がダブルでかかって34,124円になり、銀行が最安値、国際キャッシュカードの差は40円に縮まります。3回に分けるとクレジットカードが一番高くなります。一方、利用日が15日でクレジットカードの締めに間に合ったとすれば、借入れ期間が26日になって利息が上記より421円安くなり、クレジットカードが最安値になります。

■ 感想

いかがでしたでしょう?読むだけで疲れましたね。全行程の利用額なんてあらかじめ分かりませんし、都度利息を計算してのキャッシングも非現実的です。
もっともコスト高なのは再両替することです。再両替のコストで人民元に両替した際の節約なんて吹き飛んでしまいます。となれば、こまめに両替するのが一番。理想は銀行ですが市内の銀行の窓口に並ぶのは時間がもったいない。であれば、空港の銀行である程度両替しておいて、追加分は必要に応じて地下鉄駅にあるATMから国際キャッシュカードで引き出すのがベターだと思います。
と分かっていても、疲れているので「もういいか」と便利なホテルの両替機を使ったりしてしまうんですけどね。

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更新日:2017-9-4
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