近江八幡 食堂ヤポネシア
食堂ヤポネシアは滋賀県近江八幡市の旧市街地の真ん中あたりにある食堂。昼はランチ、夜は居酒屋として営業されています。昼夜ともに琵琶湖の食材を活かしたメニューもありますが、どちらかというと多国籍料理店というのが適切な表現ではないでしょうか。その食堂ヤポネシアに家族とともに夕食に訪れました。
■ ここがポイント!
- メニューは日替りです。大まかには決まっているようですが、その日の仕入れによって変わる感じです。お店のInstagramで直近のメニューを確認できます。
- 店主が一人で切り盛りされているので一度にたくさんの客に対応できません。電話で予約した際にも、同じ時間にスタートの予約が入っているのでできれば15分前後どちらかずらして欲しいと依頼がありました。
- 同じ理由で3組入った時点で満席の札を出されました(夜だけだと思いますが)。予約は必須です。また、月曜は定休日で日曜の夜は営業されていませんのでご注意を。
■ 料理
注文したのは、スパイシートンテキ、よだれ鶏、菜の花わさびあえ、福井のおあげさん焼いたの、牛スジ大根、にごろぶなお造り、ウグイお造り、フキノトウの米粉天プラ、フナあら汁、タラと焼きキャベツのトマト煮、イサザと太ネギの玉子とじ、干しソーセージの焼いたの、〆のパスタ。
料理はみんなが美味しいと思ったものが8割、評価の別れたものが2割ぐらいです。癖のある食材も注文しているので食材の好みにもよるところです。
にごろぶなのお造りは店主が是非にという一品。ウグイも脂が乗って、両方とも臭みはなく美味しかったです。店主曰く「臭いものを出すわけがない」。疑ってごめんなさいでした。
〆のパスタはあくまでも〆に食べるもの。そこまでの注文内容によって店主が内容を考えてパスタを作ってくれます。なので最初に注文しても断られます。
店主のInstagramを見てると素材にこだわり、きちんと下処理をされているのが載っていますが、スパイシートンテキは柔らかく(焼く前のひと手間があるそうです)、よだれ鶏に添えられた薬味はカオマンガイ用の自家製のタレだったりと、料理もそれぞれ手が込んでいて美味しかったです。お造りも美味しかったですがこの肉料理二品も他にない味でなかなか美味しかったです。
■ 感想
頑固おやじの店のように読み取られた方もいるかもしれませんが、全然そんなことはなく、むしろ正直に話してくれるという感じで、それならこちらも待ちますよという気にさせられました。でも合わない方はいるかもしれません。ちなみにメニューは店主の手書き。味のあるバランスの良いメニューですが1枚しかないので「よかったら写真撮っといてもらっていいですか?」とのこと。全然ノープロブレムです。
近江八幡の旧市街地周辺は近江牛をメインとしたお店が多く、「ここだ!」と思える店が少なかったのですが、この食堂ヤポネシアは料理のバリエーションが面白く、ハズレてもいいから行ってみたいと思いました。お造りは琵琶湖特有のものもあり、ほかのメニューも聞いたことのないようなものもあって、ちょっと食の冒険気分で行きましたが大正解でした。
また「まちや倶楽部」に泊まることがあればここに来るだろうなといういいお店でした。
公式HP | 食堂ヤポネシア |
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住所 | 滋賀県近江八幡市仲屋町中24-1 >>地図 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 11:00~15:00/18:00~21:00(日曜は11:00~15:00のみ) |
訪問日 | 2023年3月13日 |