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北京編 鐘楼

鐘楼 感想 北京の鐘楼は紫禁城の中心線の真北にあり、広場を隔てて鼓楼と対になって建っています。
現在の建物は1745年に再建されたもので、10階建のビルほどの高さ。焼失を避けるためレンガ造りになっています。 一方の鼓楼はレンガ積みの土台の上に1420年建築の木造のものが残っています。

■ ここがポイント!

  • 上部につり下がる巨大な鐘は、高さ約7m、直径3.4m、厚さが27cmもあり、中国で現存する鐘の中で最大で最古のもの。その音は数十里先(1里は約0.5km)まで聞こえたそうです。
  • 鐘楼の付近には胡同が残り、鐘楼に登るとその風景を上から眺めることができます。
  • 鼓楼の門前から什刹海まで煙袋斜街という土産物屋さんが並ぶ路地があります。ローカルな雰囲気が残り結構おすすめです。

■ 感想

鐘楼の鐘 レンガ造りの土台に大きな赤い木造建築が載る鼓楼。そして全体がレンガ造りの鐘楼。100mくらいの広場を隔てて建つ二つの楼閣は、周りに高い建物がないのでかなり迫力があります。
今回登ったのは独特の雰囲気を醸し出す鐘楼の方。登り口は鼓楼から見て裏手にあります。 入場券を買って建物沿いに裏に回ると小さな入口があり、そこから建物内に入ると長い階段が続きます。45度くらいの傾斜で、踊場もなく一気に4階ぐらいの高さまで登ると、右に曲がって残り十段くらいで鐘のある上部に到着します。前日から階段ばかりでもうヘトヘトです。

鐘楼の上からは市内がよく見渡せ、風が吹き抜けて気持ち良く、疲れが吹き飛びます。
航空写真が掲示してあり、前門から天安門、紫禁城、景山公園、そして鼓楼、鐘楼と一直線に並んでいるのがよく分かります。

鐘楼は古い石造りの建造物がそのまま残されており、しっとりとしたいい雰囲気です。周囲の胡同も庶民的な感じでおすすめのスポットです。
周囲の胡同がそのまま保存されればいいのですが、それは身勝手な思いなのでしょう。

住所 北京市東城区鼓楼東大街鼓楼 >>地図
開園時間 9:00~17:30
交通 地下鉄什刹海駅から徒歩約5分
訪問日 2002年6月1日、2017年8月20日
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更新日:2018-9-2
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