北京編 故宮博物院(紫禁城)
言わずと知れた紫禁城。中国のみならず、世界を代表する遺跡のひとつですね。
現在の紫禁城は清朝初期に再建されたもの。建物、門には、漢字の横に満州文字が書かれた額が掛っています。
中国史に思いを馳せながら見学を楽しみました。
■ ここがポイント!
- 前門から天安門広場、天安門と通り、その広さを実感してから紫禁城に入りたいところです。
- 現在(2011年より)は南門(牛門)から入って北門(神武門)に抜ける一方通行になっているそうです。神武門からは入れないのでご注意を。
- 九匹の龍が壁面に並ぶ九龍壁。焼き物のタイルを並べて造形されているのですが、実はひとつだけ焼き物ではなく木彫りのタイルがあります。なんでも作業中にタイルを割ってしまった職人が、処刑を恐れて代わりに木で作ったものをはめたのだとか。龍胴体の塗りがはがれているので区別できます。
- 城内を見学したあとは、ぜひ神武門から道を渡って景山公園に行き、山の上から紫禁城を見てください。紫禁城を見るのはここまでがセットだといえます。
■ 感想
牛門から城壁内に入ると、映画ラストエンペラーなどで見た風景が広がります。
太和殿をはじめ、たくさんある建物はそれぞれが大きく、手の込んだ装飾がなされています。中央付近の乾清宮の左右には、居住区域の小さな建物が並び、雰囲気のある路地が延びています。
すべてを見学すると丸二日間かかるといわれている故宮博物院。さすがにすべて周ることはできないので、牛門から神武門まで、途中九龍壁には寄りましたがほぼ一直線の見学となりました。極論をいうと同じような建物が続くだけですので、あまり興味の無い方は一直線コースでいいのではないでしょうか。
時間に余裕があればもっといろんなところをゆったりと散策してみたかったのですが、4日間の旅行では仕方のないところ。休憩しながら2時間ほどの見学でした。
公式HP | 故宮博物院(紫禁城) |
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開園時間 | 8:30~17:00(11月~3月は16:30まで / 夏休みは8:00から) 最終入場は閉園の50分前 |
住所 | 北京市東城区故宮博物院 >>地図 |
訪問日 | 2002年6月1日 |
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更新日:2013-3-31
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